調査するデータ項目一覧
2008年度調査項目 | ||||
項目名(*は必須) |
意味・測るモノ・場所 | 測る方法 | WEB入力の型 | わかること |
調査日 * | 調査日 | 調査した日付 | 2008年2月6日の場合、’2008-02-06 ’ | 調査したのはいつか |
天気 | 調査した時の天気 | 晴れ、曇り、雨、風、雪の状況を簡単に | テキスト(255文字以内) | 気象状況 |
調査地名 * | 調査地点の名称 | (推奨)国土地理院の2万分の一地図を5X5の25分割し、<区画名+ポイント名>を調査地名とする | テキスト(255文字以内) | 調査地の場所 |
緯度 * | 調査地の緯度 |
GPSで測定するか、地図上で調べる。 |
十進数実数(有効数字6桁) |
調査地の位置(緯度) |
経度 * | 調査地の経度 |
GPSで測定するか、地図上で調べる。 |
十進数実数(有効数字6桁) | 調査地の位置(経度) |
グループ名 | グループの名称 | 任意の名称 | テキスト(255文字以内) | グループの名称 |
リーダー名 * | グループの責任者名 | リーダーの本名 | テキスト(255文字以内) | 連絡・問合わせ窓口 |
調査メンバ | グループのメンバ | 複数名をカンマで区切って羅列(差し支えない範囲で) | テキスト(255文字以内) | どんな人が参加したか |
写真1 | 調査地の写真 | デジカメで撮る |
縦、横共に640ピクセル以内、最大サイズ200KB |
調査地の様子 |
写真2 | 森の健康診断写真 | デジカメで撮る | 縦、横共に640ピクセル以内、最大サイズ200KB | 森の健康診断の様子 |
林の種類 * | 人工林の種類 | 目視で確かめる | 選択(スギ、ヒノキ、カラマツ、混合、その他) | 人工林の種類と、林の下層植生や混み具合との関係 |
標高 (m) * | 調査地の標高 | 地図上で調べる | 整数 | 標高と、林の下層植生や混み具合の関係 |
斜面方位 * | 調査地の斜面方位 | 方位磁石で調べる | 選択(北、北東、東、南東、南、南西、西、北西) | 斜面方位と、林の下層植生や混み具合の関係 |
斜面傾斜角 * | 調査地の傾斜角 | 角度計で調べる | 整数 | 傾斜角と、林の下層植生や混み具合の関係 |
落葉層被覆率 * | 落葉層がどれだけ地面を覆っているか | 目視で確かめる (3段階評価) |
選択(ある、ない、まだら) | 土壌の流出をおさえる能力。落葉層は土壌を雨滴の衝撃から守り、土壌の流出をおさえている。 |
腐植層被覆率 * | 腐植層がどれだけ地面を覆っているか | 目視で確かめる (5段階評価) |
選択(ない、まだら、0〜2cm、2〜5cm、5cm以上) | (1)土壌の栄養状態。薄いと貧栄養の場所である。 (2)土壌の流出状態。 |
草と低木の種数 | 草と植栽木以外の低木(1.3m未満)が何種類あるか | 種類の違うすべての草と植栽木以外の低木(1.3m未満)の葉を集め、シートにならべて数を数える | 整数 | (1)草と低木によって、植栽木から落ちる雨滴の衝撃から地面が守られている度合い。 (2)落葉層や腐植層を形成する落ち葉や枝がどれだけ供給されるか。 (3)土壌を保持する根がどのくらい張っているか。 |
草と低木の被覆率 | 草と植栽木以外の低木(1.3m未満)がどれだけ地面を覆っているか | 目視で確かめる |
ー>中間値(整数) (0〜20%、20〜40%、40〜60%、60〜80%、80〜100%) |
(1)植物+動物の豊かさ。植栽木以外の植物の種類が多ければ、その植物を餌やすみか、隠れ場所として利用する動物も増えるため、生態系としてバランスのよさの物差しになる。 (2)土壌を保持する根の張り方の複雑さ |
樹木(植栽木以外)の本数 | 植栽木以外の木(1.3m以上)が何本あるか | 数える | 整数 | (1)植栽木以外の木によって、植栽木から落ちる雨滴の衝撃から地面が守られている度合い。 (2)落葉層や腐植層を形成する落ち葉や枝がどれだけ供給されるか。 (3)土壌を保持する根がどのくらい張っているか。 |
樹木(植栽木以外)の断面積 (m2/ha) | 植栽木以外の木(1.3m以上)の断面積 | 植栽木以外の木(1.3m以上)の胸高直径(地面から1.3mの高さの幹直径)から幹の断面積を計算し、調査地ごとに合計 | 実数(有効数字6桁) | (1)植物+動物の豊かさ。植栽木以外の植物の量が多ければ、その植物を餌やすみか、隠れ場所として利用する動物も増えるので、生態系としてバランスのよさの物差しになる。 (2)落葉層や腐植層を形成する落ち葉や枝がどれだけ供給されうる状態か。 (3)土壌を保持する根がどのくらい張っているか。 |
樹木(植栽木以外)の種数 | 植栽木以外の木(1.3m以上)が何種類あるか | 植栽木以外の木(1.3m以上)の葉を集め、シートにならべて数を数える | 整数 | (1)植物+動物の豊かさ。植栽木以外の植物の種類が多ければ、その植物を餌やすみか、隠れ場所として利用する動物も増えるため、生態系としてバランスのよさの物差しになる。 (2)土壌を保持する根の張り方の複雑さ |
樹木(植栽木以外)の被覆率 | 植栽木以外の木(1.3m以上)がどれだけ地面を覆っているか | 目視で確かめる (5段階評価) |
選択(0〜20%、20〜40%、40〜60%、60〜80%、80〜100%) | (1)植栽木以外の木によって、植栽木から落ちる雨滴の衝撃から地面が守られている度合い。 (2)落葉層や腐植層を形成する落ち葉や枝がどれだけ供給されるか。 (3)土壌を保持する根がどのくらい張っているか。 |
枯損木 | 枯損木があるか | 目視で確かめる | 選択(あり、なし) | 林の荒れ具合の指標の一つ。荒れた林では植栽木が枯れることがある。 |
タケの侵入 | タケの侵入があるか | 目視で確かめる | 選択(あり、なし) | 林の荒れ具合の指標の一つ。荒れた林ではタケが侵入しやすい。 |
平均胸高直径(cm) | 植栽木の胸高直径の平均値 | 全ての植栽木の胸高直径から平均値を計算する |
実数(有効数字6桁) |
林の混み具合の指標の一つである「林分形状比」を計算するのに使う。 |
断面積合計(m2/ha) | 植栽木の断面積合計 | 植栽木(1.3m以上)の胸高直径(地面から1.3mの高さの幹直径)から幹の断面積を計算し、調査地ごとに合計 | 実数(有効数字6桁) | 林の混み具合の指標の一つ。ヒノキやスギの林では、断面積合計が50以上だと過密とされている。 |
上層木樹高(m) | 上層木樹高 | コンベックスと尺蔵(*1)を使って測定する *1: 尺蔵はワイゼ樹高計と同じ原理のオリジナル樹高計で、2007年に矢森協で開発された)。 |
実数(有効数字6桁) | 林の混み具合の指標の一つである「相対幹距(Sr)」を計算するのに使う |
平均木樹高(m) | 平均木樹高 | コンベックスと尺蔵(*1)を使って測定する | 実数(有効数字6桁) | 林の混み具合の指標の一つである「林分形状比」を計算するのに使う。 |
林分形状比 | 林の平均木の幹直径と樹高の比 | 平均木樹高÷平均胸高直径 | 実数(有効数字6桁) | 林の混み具合の指標の一つ。ヒノキやスギの林では、75〜80以下なら健全だが、80〜90を超えると風雪害に弱く危険とされている。 |
haあたり本数 | 植栽木の本数密度 | 平均木樹高÷平均胸高直径 | 整数 | 間伐がどれだけ行われたか判断する物差しになる。この本数から「相対幹距(Sr)」の計算に使う「平均樹間距離」を計算する。 |
平均樹間距離(m) | 植栽木の間の平均的な距離 | √(10000÷haあたり本数) | 実数(有効数字6桁) | 林の混み具合の指標の一つである「相対幹距(Sr)」を計算するのに使う。 |
相対幹距(Sr) | 上層木樹高と本数密度の比 | (平均樹間距離÷上層木樹高)×100 | 実数(有効数字6桁) | 林の混み具合の指標の一つ。ヒノキやスギの林では、17〜20なら適正、14〜17なら過密、14以下なら超過密と判断される。 |
過密度 * | 混み具合 | 相対幹距 | 選択(適正、過密、超過密、未診断) | 林の混み具合 |
コメント | 林の印象や調査の感想 | 林の中で見たり聞いたり感じたりしたことを自由に記入 | テキスト(1012文字以内) | 林の様子や参加者の思い |
調査の概要 |
調査概要 |