「大人の森の健康診断」と「子どもの森の健康診断」の違い
1.目的の違い
大人の森の 健康診断 |
子どもの森の健康診断 |
マニュアルに従って調査と進め、終わった時に科学的な数字が得られることで、素人でも簡単な道具で診断可能なことを実感してもらい、森の応援団を増やすことを目的とする。(伐倒はしない) |
以下のことを通じて、次世代の森の応援団を育成することを目的とする。
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2.表現の違い
「子ども森健」では、学齢に合わせた分かりやすい表現を使うことが必須となる。
同時に、「調べてみよう!」「おおっていますか?」など、自主的に動いたり考えたりさせる表現を使うようにした。➡ 子ども森健手帳には写真やイラストをふんだんに取り入れ、
親しみやすく、かつ視覚的に理解できるように改良された。
3.プログラム柔軟性の違い
「子ども森健」では、さまざまな依頼者側(学校)の事情、特に時間の制約に柔軟に対応できるプログラムが必要となる。
「調査」+「空開け」を、半日で実施する「短縮版」、丸一日もしくは、半日2回かけて実施する「フル版」の2種類のプログラム(手帳)を用意し、さらに、それぞれに、「必須項目」と「オプション項目」を設けることで、様々な状況に合わせプログラムを組めるようにした。
4.安全対策面での違い
「子ども森健」にのみ「空開け体験(伐倒)」がある。そのため、何より安全には充分な配慮と対策が必要不可欠となる。そのため、以下の文書が用意された。
安全な伐倒をするための内部向け「伐倒マニュアル」を整備 子どもたちへの注意事項の他、教員・保護者・メディアへの注意事項もそれぞれ事前に周知できるよう、危険箇所を判りやすくイラストを入れた「お願い文書」を配布
学校ニュース |
「子どもの森の健康診断」が新しくなりました |